FOMCの発表後、ユーロ安が進んだためダウは反落へ 日経平均は続落
2014/08/31
ドイツの景気指数が上昇との発表を受け、アメリカ市場は上昇して始まり、一時 126ドル高まで上昇した。
しかし、FOMCが発表した景気認識が改善していると受け止められたことで対ドルでユーロが売られたために、ダウは一気に急降下した。一時前日比 100ドルを超して下げる場面もあったが、引けにかけてやや戻し 66ドル安で引けた。
東京市場もユーロ安が進んでいることもあり、輸出関連株を中心として総じて安く始まったが、8,500円が下値ラインとして意識され、それを大きく下回ることなく、引けにかけては下げ幅を縮小して引けた。34円(0.39%)安の 8519円。
ただ、毎度のように日本国内に特に材料がないため、日中の動きは限られ、1日の値動きは 54円にとどまり、売買代金も 9200億円弱にとどまった。
ユーロが安い原因として欧州の債務危機もあるが、それ以上に年末はドルの需要が増すためのドル高が進みやすいと言う。(昨日のドルは対ユーロだけではなくスイスフラン、スウェーデンクローナに対しても強含んでおり、ユーロ安ではなく、ドル高だという。)
そのドルが買い進まれるきっかけとなったのが FOMCのアメリカの景気改善判断なのだそうだ。
そのため、昨日の夜のダウは下げたが、景気改善の判断なら今日の株は上げるのではないだろうか。
今日の戦績
8001 伊藤忠
【購 入】805円(12/12)
【現在値】800円
【損 益】(-5円。-0.62%)(前日比 -1円。-0.12%)
8002 丸紅
【購 入】484円(12/12)
【現在値】488円
【損 益】(+4円。+0.83%)(前日比 +7円。+1.46%)
昨日も書いたが、さすがに同業種だけあって、伊藤忠、丸紅の株価は非常に連動性が高い。
伊藤忠、丸紅ともに朝から軟調な展開だった。
いずれも前場は前日比 0.5%安くらいを行ったり来たりしつつ、一時的には前日値よりも上にでる場面もあり、大きく下げることはなかった。
だが、後場に入り下げ足を速め、14時少し前には伊藤忠で前日比 16円(1.99%)安、丸紅で 7円(1.46%)安まで大きく下げて来たのでかなーりげんなりしていた。
急落していればそれなりにショックはあきらめもつくが、こうもじわじわと下げていく展開では損切りするにしてもなかなか踏ん切りが付かない...
ところが、である!
理由は不明だが、両株ともに 14時前に最安値を付けたかと思ったら一気に上昇に転じた。1時間もかからない間に伊藤忠は 18円(2.29%)、丸紅に至っては 15円(3.17%)もの急上昇である。
引けにかけてやや値を戻したために、伊藤忠は前日比マイナスになったが、丸紅は前日比、僕の購入額と比べてもプラスに転じた。
これで今晩の欧米市場がプラスになれば、明日こそ、両株とも大きく上昇してくれるだろう!
伊藤忠はまだ買って間もないため正確には分からないが、丸紅は、朝は安く後場にはいると戻ることが多い。
そのため、昨日や今日みたいに、欧米株が安く、日経平均と一緒に丸紅株が朝から下げているときは、朝の安いところで買っておくといいような気がする。そして、後場に高くなったところで売るのだ。
そう思って、直近 5日間の丸紅株を見てみたが、5日間とも後場の方が明らかに高い。
今日のように後場に最安値を付けている日もあるが、前場の安いところで買っておけば、後場には必ずその値段より高い値段になっているので、これを狙わない手はないだろう。
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