アメリカの景気先行き懸念と週末のために利益確定売りに押される
2014/08/31
【昨日のアメリカ市場】
午前中は、フィラデルフィア連銀が発表した 10月の景気指標が市場予想以上に上昇し、中国の景気指標では GDPの伸びはほぼ予想の範囲内であり、9月の工業生産や小売売上高の改善に注目が集まり、相場を支えた。寄り付きは安く始まったもののお昼頃には 30ドルほどのプラスになった。
しかし、取引終了後に発表予定だったグーグルの決算が、事務的な鉄買いが原因で取引時間中に公表された。市場予想を下回る大幅減益だったこともあり、一時 10%を越して急落し、一時取引停止となった。また、これがネット関連株にも波及したことで一時 50ドルほどのマイナスになった。
大引けにかけては下げ渋り、終値では 8ドル安い 13548ドルとなった。
【東京市場】
前日のグーグルが業績悪化で急落した影響から、ネット関連株に売りが波及。また、中国向けの販売減速懸念を受け、中国関連株も売られたため、前日比 40円安ほど安く始まった。
しかし、日銀の追加金融緩和の期待もあり、下げたところでは押し目が入り上昇する場面もあったが、9000円を超える水準では上値が重く利益確定売りに押される格好となり、前日終値を挟んで +35円~-40円の幅で上げ下げをした。
終値は 19円高い 9002円。9000円乗せは 9月25日以来。売買代金は 1兆393億円。
今日の戦績
なし
ダウが下げていた場合、0ドル~-10ドルの間ではトレードを行わないルールとなっているため、トレードは行わなかった。
ただ、0ドル~-10ドルの間では期待値が -3%ということが分かっているため、現在と同じように売りの指示であれば買い、買いの指示であれば売り、というように逆にすれば期待値は +3%になると言うことなので、そうすればいいような感じもする。
ということで、ダウの情報を変更してトレードリストを生成してみたところ、下記の銘柄が対象となった。
買いでの指示だったので、これを売りでエントリーしていれば、13,000円ほどの利益が出たようだ。
2191 テラ 始値:681。終値:658。損益:+23円、+3.38%。
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