中国景気減速観測により日経平均は場中に大幅急落
2014/08/31
欧米株は続落した。
ニューヨーク株は寄付からマイナス圏で推移していたが、午後に発表された FOMCの議事録から追加の金融緩和への期待が遠のいたことにより幅広い銘柄が売られ、一段安となった。引けにかけてはやや持ち直したものの 64ドル(0.49%)安い 13,199ドルで引けた。
対して、東京市場は、前日の終値付近の小安い水準で寄りついた後、前日終値付近でもみ合っていた。しかし、10:30過ぎに先物主導で急落し、市場の雰囲気は一変した。
その原因として、ほぼ同じタイミングでオーストラリアの貿易収支が発表されており、これが原因と目されている。発表されたオーストラリアの 2月の貿易収支は事前予想は黒字予想だったのだが、予想に反して大幅な赤字になっており、これは中国向けの輸出がふるわなかったためではないか、中国景気が大きく減速しているからではないか、との憶測が支配的となった。
これにより、先物主導で売られ、ドル円の為替も円高に傾くなど大きく市場の雰囲気が変わっていった。その後はいったん持ち直す動きも見られたが、後場に入り一段安となり大引けは今日の安値引けとなった。
大引けでは 230円安い 9,819円となり、9900円の大台も割り込んだ。また、日経平均の 25日移動平均(9,952円)も割り込んだため、明日以降の値動きによっては潮目が変わったと見られる可能性もでてくる。売買代金は 1兆3661億円だった。
今日の戦績
3649 エスピーシー
【買 値】6,920円(04/04)
【売 値】7,560円(04/04・ザラ場売却)
【損 益】+640円。+9.25%
8907 フージャースコーポレーション
【買 値】66,100円(04/04)
【売 値】64,000円(04/04)
【損 益】-2,100円。-3.18%
今日は 1勝 1敗ながら、勝ちの額が大きくトータル損益で原資比率 5%超の利益となった。
ただ、今日のエスピーシーは大引けまで待たずに利益確定売りをしたため、得られる利益よりも少なくなるというショックな結果となった。
昨日は大引けまで待ったがために利益がなくなったわけだが、今日はさっさと利益確定売りをしたために利益が少なくなってしまった。10%以上上昇したうちの 0.79%なのでいいと言えばいいのだが、額的には無視できるほど小さい額ではない...
大引けまで持っていた場合のトータル
3649 エスピーシー 始値:6,920。終値:7,620。損益:+700円、+10.12%。
大引けまで持っていた場合の差額
3649 エスピーシー 売値:7,560。終値:7,620。損益:+60円、+0.79%。
また、今日のフージャースのマイナスは非常に大きいものだ。ただ、それ以上にエスピーシーが利益を出しているからいいようなものの、他の日であれば他の銘柄の利益を軽く吹っ飛ばしてしまうくらいのマイナス幅だった。
とはいえ、全体的に見た場合、今日の利益で 2月、3月分の合計マイナスの半分くらいは取り戻した状況なので、気分的には「まぁ、致し方がない」と思える状況ではある。
この調子でシステムトレードを始めたところからプラスに持っていきたい。
それと、勝ったときは毎回思うのだが、このトレードルールがぴったり合致するときは、それまで大きく下げてきた中(もしくは、大きく上げてきた中)で 1日だけボンと反発(もしくは、反落)するタイミングで大きな収益が上がるのだが、よくそんなタイミングを見極められるものだ、と感心する。
裁量トレードを行っていたのでは、こんなタイミングでエントリーなんかできないな、とよく思う。この辺りはさすがシステムトレードだと感心させられる。
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