欧米株は総じて下落 東京市場は為替の影響を受け乱高下
2014/08/31
欧米株は 0.4%~0.9%ほどの下落だった。
アメリカ市場は、バーナンキFRB議長が議会での証言で QE3について言及しなかったこと、景気の先行きを楽観視していないことを発言したことを受け、景気回復を先取りして株価が大きく上昇していたこともあったため、今日のところは利益確定をする売りに押されて下げて終わった。
対して東京市場は、昨日から 60銭ほど円安に振れていたこともあり、小高く寄りついた後、9時半頃から一気に上げ幅を拡大し、10時前には 141円高い 9865円まで上昇した。
ただ、その後はドル円が円高に変わってきたことにより、また、高値警戒感から利益確定売りに押されて上げ幅を急速に縮め、前場の引けの時点ですでに寄付より安くなっていた。
後場も下げの流れは変わらず、後場の取引が始まった直後は少し上げはしたものの 13時を前にマイナス圏に突中。その後は前日比 57円安まで下げる場面もあったが、引けにかけてはやや戻して、15円安で引けた。
今日の値動きだが、ドル円の為替相場と比較すると分かりやすいのだが、円安で上げ、円高で下げており、その相関性が非常に高いことが分かる。
また、今日の売買代金は 1兆4913億円と引き続き堅調だった。
今日の戦績
4581 大正製薬ホールディングス
【買 値】6,570円(03/01)
【売 値】6,510円(03/01)
【損 益】-60円。-0.91%
9501 東京電力
【買 値】226円(03/01)
【売 値】227円(03/01)
【損 益】+1円。+0.44%
今日の戦績は 1勝 1敗。トータルの収支は率にして 0.5%ほどのマイナス。
もともとのルールでは、大正製薬だけがトレード対象だったのだが、新しいルールに変更していたので東京電力がトレード対象として追加されていた。
結果、追加した東京電力がプラスになり、大正製薬のマイナスを少しだけ緩和してくれた格好だ。緩和したとは言え、その効果は微々たるもだったが...
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