円高により軟調な展開も中国景気回復報道をきっかけに上昇に転じる
2014/08/31
【先週末のアメリカ市場】
午前中に発表された消費者態度指数は市場予想に反して上昇し、2007年 9月以来の 5年ぶりの水準まで回復したことで景気の先行きに対する警戒感が和らぎ、消費関連株を中心に買いが入った。これにより前場はプラス圏で推移した。
しかし、JPモルガンチェース、ウェルズファーゴが利ざやの低迷を原因として売られ、これにより金融株全体が売られる形となった。これにより、後場はマイナス圏に沈む時間が多くなった。
大引けでは何とかプラス圏に戻ってきたものの終値では 2ドル高い 13328ドルと前日終値とほぼ変わらなかった。
【東京市場】
午前中は為替が 1ユーロ 101円近辺まで上昇したことで輸出関連株を中心に売り優勢となり、一時 2ヶ月半ぶりに 8500円を下回った。
中国の貿易統計の発表で、中国景気への過度の不安感が和らぎ、ディフェンシブ銘柄からこれまで下げのきつかった景気敏感株へ資金を移す動きが出てきたと見られており、後場に入りプラスに転換してきた。
終値では 43円高い 8577円。
今日の戦績
なし
今日もトレード対象となる銘柄はなかった。
ただ、ダウの上昇幅が 2ドルと非常にきわどい値動きだったため、運用ルールとしては非常に動きづらいタイミングではあったと思われる。
また、下記の銘柄は、ダウがもしマイナスだったとしたら取引対象になっていた銘柄だ。
その場合、本来のルールであれば、買いでエントリーをするものなのだが、現在はそのルールの逆を行く予定のため、もしエントリーするのであれば売りでエントリーしていたはずで、その場合は、今日も 5万円近い損失が出ていたであろうことは想像に難くない。恐ろしい結果が出なくてよかった!
3664 モブキャスト 始値:1,899。終値:2,008。損益:-109円、-5.74%。
3765 ガンホーOE 始値:325,500。終値:335,500。損益:-10,000円、-3.07%。
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