欧米株は上げるものの東京市場は小動き
2014/08/31
中国の経済指標はかつてほどの高成長はしていないものの、事前に予想されていたような悲観的な値でもなかったことや、ドイツの景況感指標が大幅に改善していることなどにより世界景気の減速懸念が後退したことで欧米市場は買い優勢となった。
ただ、ダウは一時 150ドルを超える上昇をしていたが、大手金融機関の収益悪化を背景に取引終了にかけて上げ幅を縮小し、終値では 60ドル高となった。
欧米市場が堅調な動きをしていたが、利益確定売りや戻り待ち売り、また、ダウが高値圏にあることで、これから本格化する決算発表の中で不測のネガティブ決算が発表されダウが暴落する危険性を指摘する声もあり、前日終値よりやや安く始まった(-10円~-20円程度)。
だが、値動きは底堅く、徐々に値を戻し、10時半過ぎには日経平均はプラス圏に移った。
そして、後場に入ると大きく上昇。一時 120円を超える上昇を記録し、8600円に接近する場面もあった。結局終値では 84円高い 8550円で引けた。
今日の後場の急上昇は、何か特別なニュースがあったという感じではないようだが、欧米でも上昇したように景気回復期待が高まり、ユーロ安の相場が落ち着いてきていることもあり先物主導で上げていったようだ。
また、今日は売買代金も 1兆1364億円と SQ算出日以外での 1兆円超えは約 1ヶ月半ぶりとなった。
今日の戦績
8001 伊藤忠
【購 入】805円(12/12)
【現在値】773円
【損 益】(-32円。-3.98%)(前日比 +5円。+0.65%)
8002 丸紅
【購 入】484円(12/12)
【現在値】487円
【損 益】(+3円。+0.62%)(前日比 +5円。+1.04%)
伊藤忠、丸紅値もに値を上げたが、丸紅の堅調さと比べると伊藤忠の回復力の弱さが目立つ展開となった。
丸紅だが、寄りつきこそ前日よりやすかったが、9時半にはプラス圏に変わり、その後は底値を切り上げる形で堅調な値動きとなったが、後場に入っては日経平均の上昇と歩調を合わせるように 13時頃に今日の最高値 492円(前日比 +10円、+2.08%)を付けたが、その後はやはり日経平均と同じようにジリジリと下げる展開となった。
変わって、伊藤忠は、寄りつき直後に 757円(前日比 -11円、-1.43%)となるなど大きく下げて始まったため、その後値を上げたものの前日比で値上がり幅は小さなものとなった。
また、今朝、JPモルガンが伊藤忠の投資判断を「オーバーウェイト」から「ニュートラル」に引き下げたこともあり、丸紅に比べ伊藤忠は今後も軟調な展開が続く可能性がでてきた。
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