フランスの債権格下げなしと伝わり安心感が広がる
2014/08/31
フィッチレーティングスの担当者が「年内のフランス国債の格下げはない」と発言したことにより、ヨーロッパ市場で金融株を中心に上昇した。
また、アルコアの決算が良好であったために、景気回復期待を背景にアメリカでは素材関連株を中心として上昇した。ただ、午後は上げ幅を縮小した。
東京市場では欧米株が上昇した流れを受けて、ヨーロッパ債権問題への危機感は和らいだが、ユーロ、ドルに対して円高が高止まりしていることもあり、積極的に買いあがる雰囲気にはならなかった。終値は 25円高(0.30%高)の 8447円。
また、相変わらず国内の材料が乏しいこともあり、1日の値幅は 37円。売買代金も 8691億円とどちらも乏しい動きとなった。
今日の戦績
8001 伊藤忠
【購 入】805円(12/12)
【現在値】780円
【損 益】(-25円。-3.11%)(前日比 -1円。-0.13%)
8002 丸紅
【購 入】484円(12/12)
【現在値】478円
【損 益】(-6円。-1.24%)(前日比 +5円。+1.06%)
今日は、伊藤忠と丸紅は正反対の動きをしていた。
伊藤忠は取引開始後すぐは高かったものの、9時半を境に急落し、11時頃には今日の最安値 772円(前日比 9円安、1.15%安)を付けた。
その後徐々に値を戻しはしたものの前日終値まで戻すことはできず、結局前日比より安く引けた。
丸紅は一日を通して大きな動きはなかったものの底堅く推移し、前日終値より高い値段で推移した。それにより、丸紅は 25日移動平均が支持線となっており今後の上昇に期待がもてる。
逆に、伊藤忠は 25日移動平均を挟んだ動きに終始しており、本格的な回復にはまだ時間がかかるのかもしれない。
また、個別銘柄では、DeNAが 6.31%安、グリーが 4.88%安と大きく売られた。
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