オリンパスの損失隠し発覚により後場に入り急落
2014/08/31
「アテネからローマへ」との見出しが踊り、ギリシャに端を発した債権問題は、イタリアへと飛び火し、イタリア国債は暴落し、1999年のユーロ加盟以来の最安値を付けた。それにより、6.6%もの金利に跳ね上がった。
これを受け、NY市場も一時 100ドルを超えて下げたが、欧州投資銀行(EIB)が「2年後には債権問題は収束している」と発言したことにより値を戻し、85ドル高で引けた。
朝方、日経平均先物は 20円高で始まっていたが、現物市場は -23円で寄りついたあと、前場は上下 50円の範囲で取引がされていた。
が、後場に入り状況が一変する。
オリンパスが会見を行い、投資による多額の損失を隠していたことを発表すると市場環境は急激に悪化。
引けにかけて若干値を戻したものの一直線に下落。112円安で取引を終えた(一時 123円安)。
今日の戦績
6479 ミネベア
【購入】312円
【売却】-
【損益】オーバーナイト(308円で引け。)
(前日比+2円。+0.649%。トータル-4円。-1.282%。)
個別銘柄。
朝方大きく下げ、299円(-13円。-4.17%)まで下げる場面があったが、その後大きく値を戻し、午後は 207円~210円の狭いレンジでの動きに終始した。
朝方大きく下げたときは辛かったが、大きく値を戻したために一息ついた格好だ。
日経平均が後場大きく下げる中でも落ち着いた値動きのため、買い圧力も強いと見て明日まで様子を見ることにした。
結果論ではあるが、後場に入り大きく値を下げた銘柄が多かったため、前場から仕込みをしていたらかなりの損失を被った可能性がある。
ミネベアを持っていたから今日は動くことが出来ず、結果的に大きな損失を出さずに済んだのかもしれない。
ちなみに、先週の金曜日に損切りした丸紅は前日比 18円安の 459円で引けている。
昨日は上げていたわけだが、売るタイミングは昨日だけだったと言うことになる。
GoogleAdwords
GoogleAdwords
この記事が参考になったと思いましたらソーシャルメディアで共有していただけると嬉しいです!
関連記事
- PREV
- 材料なく小動きな展開
- NEXT
- 日経平均と連動しないミネベア