ギリシャの選挙結果よりスペインの国債利率上昇が株安を主導
2014/08/31
昨日の週明けのアメリカ市場は、ギリシャの再選挙は緊縮策の履行を主張した政党が勝利したものの、スペインの金利が上昇するなどヨーロッパの財政問題がすっきり解決しないことなどを警戒し、金融株を中心に売りが出た。
また、全米住宅建設業協会が発表した 6月の住宅市場指数が回復していることで投資か心理を支え、一時小高い場面もあったが、終値では 25ドル安い 12741ドルとなった。
東京市場は、スペインの国債の利回りの上昇を警戒して欧米の株が売られた流れを引き継ぎ小安く始まった。ほぼ 1日前日比で 30円ほど安い水準でもみ合っていたが、14時を過ぎた頃から先物主導で断続的な売りに押されて下げ幅を拡大した。
終値では 65円安い 8655円。売買代金は 8136億円と低水準で、少ない売り注文でも大きく下げる展開となっており、半年前の地合いの悪さと同じような展開だ。
今日の戦績
4316 ビーマップ
【売 値】38,200円(06/19)
【買い戻】36,100円(06/19)
【売買数】12株。458,400円。
【損 益】1株単位:-2,100円。-5.50%。損益額:-25,600円。
7494 コナカ
【売 値】924円(06/19)
【買い戻】923円(06/19)
【売買数】500株。452,000円。
【損 益】1株単位:-1円。-0.11%。損益額:-900円。
今日は 2戦 2敗。マイナスの額は 26,500円。
昨日の利益を吹き飛ばしてしまう大きな負けとなった。
また、大きく損失を出したビーマップは JASDAQ銘柄なのだが、寄り付きが大きな陰線となっており、寄り付きでの売買数が大きすぎ、正常な値段を形成できていないことを物語っている。
たびたび指摘してきたが、売買代金が小さな新興市場の銘柄では現在運用中のあるべき利益を確保しきれないのだろうと思える。
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