景況感悪化も円安進行で株は上昇 週末、衆院選直前で確定売りも
2014/08/31
【昨日のアメリカ市場】
朝方は、週間の新規失業保険申請件数が前週比で減少し、市場予想も下回ったことで前日終値を上回って取引がされていた。
しかし、ベイナー下院議長が、オバマ大統領との意見が食い違っていると発言したことで、財政の崖を巡る協議が難航しているとの見方が広がり、警戒感から幅広い銘柄に売りが出て、一時 100ドルを超える下落となった。
大引けではやや戻したものの、74ドル安い 13170ドルとなった。
【東京市場】
朝方に発表された日銀企業短期経済観測調査(日銀短観)で、大企業製造業の業況判断指数(DI)がマイナス12となり、市場予想を下回り、2010年3月調査依頼の低水準となり、60円以上下げて取引が始まり、前場は終始マイナス圏での取引となった。
しかし、後場にはいると、円安進行や追加の金融緩和期待に対して楽観的な受け止め方が多く、30円ほど上げて取引が始まった。
大引けにかけては、上昇ペースが速かったことや週末の衆院選を前に持ち高を調整する動きからプラス圏を維持できず、5円安い 9737円で取引を終えた。
売買代金は 2兆983億円と 3月9日の SQ算出日以来の 2兆円越えの高水準となった。
今日の戦績
なし
今日は下記の銘柄がトレード対象としてリストアップされたが、いずれも売買代金が大きくないために、最終対象銘柄とはならなかった。
2370 メディネット 始値:17,300。終値:17,350。損益:+50円、+0.29%。
2191 テラ 始値:839。終値:900。損益:+61円、+7.27%。
4924 ドクターシーラボ 始値:261,200。終値:259,000。損益:-2,200円、-0.84%。
今日はエントリーする場合は買いだったのだが、テラが大きく上昇していた。
そのテラは、11月22日からほぼ 3週間にわたって下げ続けてきていたわけだが、3週間ぶりの上昇を見事に当てていた。
また、ドクターシーラボは、定期的に値動きをチェックしている銘柄であり、1ヶ月ほど前にはシステムトレード用資金以外で買い注文も出していたのだが、結局買えず、その直後に急激に上昇していたので、非常に残念に思っていた。
しかし、週明けの決算発表で急落し、1ヶ月前の水準まで戻ってきた。
1月末が株主優待の権利確定日のため、改めて対応チャンスを狙ってみたいと思う。
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