年末が近づいてきて、欧米市場も東京市場も材料なく低調な値動き
2014/08/31
アメリカの経済指標として、住宅価格指数が下落したため下げて始まったが、消費者信頼感指数が上昇したことで買われた。ただ、ダウは、金融株が売られたことにより最終的にはマイナスで引けた。
とはいえ、欧米市場も特に大きな話題なく、年末も近づいていることで取引は低調で、大きな値動きにはならなかった。
東京市場も同じく、東京市場固有の話題もないため大きく値が動くことはなかったが、前場はほぼプラス圏で推移していた。今日は、12月配当の権利落ち日であるため、計算上では 12.38円下げる圧力があるため、これは非常に検討していたと言えるだろう。
ただ、後場に入り、アジアの各市場が下落していることにより徐々に下げ圧力が増し、引けにかけて少し戻したもののおおよそ安値圏で引けた。
今日の終値は 16円(0.20%)安の 8423円だが、配当権利落ち分(12円ほど)を考慮するとほぼ前日終値と同じと見ていいのであろう。
今日の値幅は前場が 30円、後場が 33円、1日を通しても 42円と小さなもので、売買代金も 5754億円と低調だった。これで売買代金が 1兆円を下回るのは 12日連続だが、明日、明後日も取引量が増えるとは思えず、年明けも含めて 15日連続となるのだろう。
今日の戦績
8001 伊藤忠
【購 入】805円(12/12)
【現在値】774円
【損 益】(-31円。-3.85%)(前日比 +5円。±0.65%)
8002 丸紅
【購 入】484円(12/12)
【現在値】456円
【損 益】(-28円。5.79%)(前日比 -4円。-0.87%)
前場は、どちらもほぼ動きがなかったが、前場の引けにかけて正反対の値動きをした。伊藤忠は大きく(と言っても 5円(0.65%)だが)上げ、丸紅は大きく下げた(3円、0.65%)。
後場も伊藤忠は何とカプラ素見を維持し、最後は上げて終わったのに対し、前場の下げを取り戻すことが出来ず、引けにかけては日経平均と同じく下げて引けた。
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