幸太郎の株式トレード日記

日経平均、ジャスダック平均、マザーズ指数、ダウ平均、ナスダック株価指数と株式トレードの結果報告日記

欧米も含め材料難で小動き

      2014/08/31

ドイツの昨年の 10月~12月の経済成長率が前期比でマイナスになった模様と発表され、ヨーロッパの経済見通しが不透明になったとしてヨーロッパの株は下落した。
ただ、アメリカの経済見通しは引き続き良好な指標が発表されており、アメリカを中心として経済が持ち直すとの期待感から下値を売り込むほどの流れにはならなかった。
実際ダウは下げたものの 0.1%程度で、NASDAQは 0.3%だが上昇して取引を終えた。
東京市場は、ヨーロッパの経済先行きの不安から安く始まった。特に市場を動かす材料はなかったが、先物にまとまった売りが出ているとのことで徐々に値を下げる展開となった。また、後場にはいると一段安の展開となった。
ただ、後場は後場の寄りつきで急落はしたもののその後はほぼ動きがなく、大引けにかけては前場の終値近くまで下げ幅を縮小する動きもあった。
終値で 62円(0.74%)高の 8385円。売買代金は 8220億円と今日も 1兆円に届かなかった。
新年が始まって 10日ほど経つので、新年始まってすぐなので取引が低調、と言うわけではないだろう。このまま低調な取引が続くのだろうか...
 
 
今日の戦績
8001 伊藤忠
【購 入】805円(12/12)
【現在値】769円
【損 益】(-36円。-4.47%)(前日比 -11円。-1.41%)
 
8002 丸紅
【購 入】484円(12/12)
【現在値】477円
【損 益】(-7円。-1.45%)(前日比 -1円。-0.21%)
 
今日も丸紅と伊藤忠は違った値動きを見せた。
伊藤忠、丸紅ともに前日終値より総じて安かったが、丸紅は何とか昨日の終値付近を維持し、後場開始直後にやや下げ幅を広げたものの、その後回復し終値も 1円安で引けた。
伊藤忠は前場の寄りつきで大きく下げてその後はその価格で横ばい、後場も寄りつきで大きく下げてその後横ばいと言った展開だった。
 
昨日、DeNA、グリーが急落しているとレポートしたが、それ以外のネット関連株も急落している。
 
DeNAとグリーは、ここ半年ほどは対照的な値動きをしている。
DeNAは去年の 8月18日に 4330円の高値を付けたが、その後ほぼ一貫して下げ続けている。
対してグリーは、一昨年の 11月頃から右肩上がりで成長してきた。ここ半年ほどでもグリーは堅調な値動きをしている。
DeNAの値を下げ始めたきっかけは、8月に行われた四半期の決算発表だ。
決算自体は悪くなかったのだが、それまでの高成長期待に支えられて大きく株価が上昇してきていただけに、成長鈍化が嫌気して大きく売られることとなった。そして、現在も値下がりは続いており、半年前の最高値の半値ほどで低迷している。
 
今回の下落のきっかけは、食べログで発覚した自作自演の記事だと言われている。
いわゆる「やらせ」とも言われる「ステルスマーケティング」が発覚し、ネットで提供されている口コミ情報に対する信用が揺らいでおり、「食べログ」を運用しているカカクコムを始め、DeNA、グリー、サイバーエージェント、ミクシーなどネット関連株が急落している。
 
ただ、今日の DeNAは 2.47%高と反発している。
これは、半年間で 50%も下げてきていることや、2年前の株価水準であることもあり、徐々に割安感が出てきているとも考えられる。
DeNAとグリーを比較した場合、グリーはこの半年も堅調だったが、他のネット企業と比べても高止まりしていた。DeNAとグリーはほぼ同じ業態であり、ほぼ同じ属性の企業であると言うことを考え、また、DeNAが半年先にトレンドが変わったと考えると、グリーも同じく、最高値の半値 1400円くらいまで下げてしまうこともあるのではなかろうか、とも思う。


 

 - 売買レポート

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