円高一服で短期的な資金が上値追いの買いを仕掛ける
2014/08/31
【昨日のアメリカ市場】
8日の取引終了後に非鉄大手のアルコアから主要企業の決算発表が本格化するが、ダウ平均が昨年 10月に付けたリーマンショック後に付けた高値近くまで上昇してきていることもあり、さらなる上昇を目指すには材料不足なようだ。
そのため、目先の利益を確定するための売りが広がり、終始 50ドル~80ドルほどやすい水準でもみ合った。
終値は 55ドル安い 13328ドル。
【東京市場】
ダウが下げたことで 100円以上下げて始まったが、為替市場でここ数日続いていた円高傾向が一服したことや、ここ数日続いていた利益確定売りに伴う下落で昨年末の終値近辺まで下がってきたことで、短期的な資金が上値追いのための買い注文を増やしたと見られており、売り一巡後は急速に下げ幅を縮小していった。
寄り付き直後は 100円以上下落していたが、11時前にはプラス圏に変わり、その後も上昇を続け、前場終わりには 50円近くプラスに。午後も一段高となり、一時 100円以上上昇する場面もあった。
終値ではやや値を下げ 70円高い 10,587円で取引を終えた。売買代金は 1兆9394億円。
1日の値幅は 222円に達し 2012年12月21日の 250円に続く大きさとなった。
【今日の戦績】
なし
今日はトレード対象となる銘柄がなかったため、エントリーを行わなかった。
ダウが下落していた翌日は買いでエントリーするのだが、これまでの上昇ピッチが大きかっただけに、買いでエントリーできる銘柄が現れるには少し時間がかかるのだろう。
ただ、今日は日経平均は安く寄り付き、急速に値を上げているため、買いでエントリーをする銘柄があったならば大きく利益を上げられていたであろうことを考えると、残念な感じがする。
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