政権交代期待で円安、株高が進む

【昨日のアメリカ市場】
前日の大幅高の反動で反落して取引が始まったが、住宅着工件数が市場予想に反して増加し、景気回復が意識されて買いの勢いが強まり、昼ごろには一時プラスに転じた。
しかし、バーナンキ FRB議長が財政の崖について回避できなければアメリカの景気が後退局面に陥りかねないと述べたことで改めて、財政の崖が意識され急反落し、一時 100ドルのほど下落をした。
その後は徐々に下げ幅を縮小し、大引けまでに 7ドル安まで上げてきた。終値は 12788ドル。
　
【東京市場】
総選挙後に政権を担う可能性が高い自民党が、日銀の政策金融緩和によって物価上昇を盛り込んでいることを受け、円が売られたことによる円安で株価は 100円ほど上昇して取引が始まった。
しかし、昼休み中にユーロ圏財務相会合がギリシャ金融支援に関する結論を先送りしたとの報道が伝わり、ユーロが下落したことで株価は急落し、上昇幅を 20円まで縮める場面があった。
ただ、大引けにかけては急速に買い戻され、終値は 79円高まで伸ばし 9222円で終えた。
　
今日の戦績
　　なし
　
　
ダウの下落幅が 0ドルから 10ドルの間では、期待値が -3%ほどであるために売買を行わないことになっているために、今日のエントリーはなかった。
　
そのため、もし、ダウの価格が上昇していたか、10ドル以上下げていた場合をシミュレーションしてみた。
結果は以下の通り。
10ドル以上下げていた方が結果は良さそうだが、それでも大きく下げている銘柄もあるため、実売倍では結果はどうなっていたかは分からない。
　
ダウが 1ドル以上上昇の場合
　3104　富士紡HD　　　始値：311。終値：310。損益：1円、0.32%。
ダウが 10ドル以上下落の場合
　9503　関西電力　　　始値：730。終値：721。損益：9円、1.23%。
　9506　東北電力　　　始値：779。終値：765。損益：14円、1.80%。
　9507　四国電力　　　始値：1,066。終値：1,050。損益：16円、1.50%。
　9508　九州電力　　　始値：789。終値：772。損益：17円、2.15%。
　9509　北海道電力　　始値：817。終値：816。損益：1円、0.12%。
　4182　三菱ガス化学　始値：480。終値：486。損益：-6円、-1.25%。
　6302　住友重機械　　始値：344。終値：342。損益：2円、0.58%。
　7261　マツダ　　　　始値：122。終値：126。損益：-4円、-3.28%。
　9502　中部電力　　　始値：1,068。終値：1,058。損益：10円、0.94%。
　9504　中国電力　　　始値：1,116。終値：1,099。損益：17円、1.52%。