欧米市場は堅調だったものの寄付直前に円高に振れたために日経平均は安かった
2014/08/31
欧米市場は非常に堅調だった。
アメリカ市場は、ISM製造業景況感指数が改善したことや中国の経済状況も改善しているとの発表により幅広く値上がりし、一時 100ドル近く上昇し、13,300に接近する場面もあった。
引けにかけてやや伸び悩んだものの 52ドル高い 13,264ドルまで上昇した。
この流れを受け、東京市場も上昇して始まることが予想されたが、寄付直前の 8:50に日銀が発表した 3月のマネタリーベースの内容で市場の雰囲気が一変した。
日銀は 3月の前年同月比のマネタリーベースが -0.2%、43ヶ月ぶりにマイナスになったと発表した。これによりドル円の為替が短時間のうちに 50銭を超える円高に動き、81円80銭付近にたまっていたロスカットの注文を巻き込みながら 81円50銭付近まで円高が進んだ。
この為替の動きに反応し、東京市場はマイナスで取引が始まった。
取引が始まっては、マネタリーベースがマイナスになった理由が 1年前の震災の影響で日銀が大量に資金供給をしたことによる反動源だと認識したことで為替がジリジリと円安方向に動く流れが出来てきたことで東京市場の値動きも安定してきた。
大引けでは 59円安い 10,050円となった。また、1日の値動きは 44円と小さく、売買代金も 1兆469億円と低調だった。
今日の戦績
8585 オリエントコーポレーション
【売 値】108円(04/03)
【買い戻】110円(04/03)
【損 益】-2円。-1.85%
6796 クラリオン
【売 値】222円(04/03)
【買い戻】220円(04/03)
【損 益】+2円。+0.90%
6753 シャープ
【売 値】596円(04/03)
【買い戻】591円(04/03)
【損 益】+5円。+0.84%
今日は 2勝 1敗。だが、1敗の負けの額が大きく、トータルではわずかながらマイナスに。
それ以上にやるせないのは、後場が始まってすぐの頃は全体で原資比率 7%ほどの利益が出ていたことだ。それが急激に利益を消し、大引けでオリエントコーポレーションがマイナスに転じたために、トータルでもマイナスになった。
今日は勝てたと思っていただけにショックが大きい。
システムトレードは、売買のタイミングもシステマチックに決められるために損益の見通しを立てやすく、仕事をしている人出も売買がしやすいというメリットはあるのだが、ザラ場に株価を眺めていられる時間があるワケなので、今後は納得できる利益が出ていたら、引けまで待たずに利益を確定していこう!そう決めた。
システムトレードのルールには合致しないが、みすみす利益を逃すよりはいい。大引けでの売り注文を出した後、この後利益が減っていったらどうしよう...とドキドキしながら大引けを待つだけよりよっぽどいいと思う。
これまで見ていた感じでは、運用成績として 20%は違ってきていると思えるからだ。
今日の負けっぷりのショックは大きすぎる.....
ちなみに、その他のシグナルが出ていた銘柄は以下の通りだ。
今日は勝率が良かったわけだが、リスト最上位だったオリエントコーポレーションが一番の損失を出しているのだから何ともやり切れない。
2792 ハニーズ 始値:1,534。終値:1,524。損益:+10円、+0.65%。
6703 沖電気 始値:123。終値:122。損益:+1円、+0.81%。
8020 兼松 始値:107。終値:108。損益:-1円、-0.93%。
6727 ワコム 始値:177,000。終値:176,900。損益:+100円、+0.06%。
6755 富士通ゼネラル 始値:627。終値:624。損益:+3円、+0.48%。
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