欧米株軟調により、東京市場も軟調な展開
2014/08/31
先週末の欧米市場は総じて軟調な展開となった。
先週前半まではアメリカの堅調な景気回復期待を背景に堅調に上昇してきたが、後半に入り想定よりもよくない指標もでてきたため、先行きに対する大きな期待が縮小してきている格好だ。
ただ、そんな市況の中ハイテク株比率の多い NASDAQは反発した。Facebookの上昇申請提出の可能性が報じられ、ネット関連銘柄にも注目が集まったとの見立てだ。
そんな先週末の流れから東京市場も軟調な展開となりつつも、ネット関連銘柄の一部銘柄には買いが入るというアメリカとよく似た展開が起こっていた。
ただ、これは、ドルに対して円高が進んでいることにより輸出関連の大型株が売られ、先々週辺りからの上昇中に大きく売り込まれたネット関連銘柄が買い戻されている、と言うだけの動きとも言えるが、いったん調整局面を迎えた後、今後上がるのか下がるのかが大きな焦点となるだろう。
また、今後の動きが見通せないこともあってか、売買代金が 1兆円の大台を割り込み 9582億円となった。
今日の戦績
8002 丸紅
【購 入】484円(12/12)
【現在値】526円
【損 益】(+42円。+8.68%)(前日比 -4円。-0.75%)
今日の丸紅はほ大きな動きはなかったが、ジリジリと上値を切り下げる形で下げていった。
値幅も 525円~530円と約 1%。日経平均よりはやや大きく下げはしたものの、ほぼ変わらずといったところで、ここ半月ほどの上昇ペースがかなり急ピッチだったことを考えると、ここでいったん間を取る方が次の上昇が期待できるのではなかろうか。
ただ、アメリカの景気減速観測などで原油、資源価格の上昇が止まれば、資源関連として商社株の上昇求まる可能性はあるだろう。
この辺が売り時なのかもしれないな。
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