ニューヨーク市場が堅調に推移し、東京市場も大きく続伸
2014/08/31
ヨーロッパ市場は底堅く推移したものの大きく上昇はしなかった。
そのため、ニューヨーク市場も下げて始まったのだが、住宅市場指数が大幅に改善していることで、これまで回復が遅れていた住宅市場にも明るい兆しが見えてきたことで市場心理が大きく改善した。また、半導体指数も大きく回復している。
そのため、朝方下げていたニューヨーク市場は大きく上げ、ダウは 0.78%、NASDAQは 1.53%もの上昇を仕手取引を終えた。
その堅調な流れを引き継ぎ、また円高も一服したことで東京市場も堅調に始まった。
1日の値動きとしては、昨日の後場の値動きを時間を倍にしたような値動きだった。
朝から堅調な値動きで取引が始まり、11時ちょっと前には一時前日比 118円も上昇する場面もあった。その後は、高値警戒感から値を下げ、後場は膠着状態が続くという状況だった。
そして、一日の上昇幅も昨日とほぼ同じ、89円高の 8639円だった。また、売買代金も昨日とほぼ同じ 1兆1502億円となった。売買代金 1兆円超えは 2日連続となった。
今日の日経平均は TOPIXよりも大きく値上がりしており、これまでの株価を下支えしていた中古型株から主力の大型株へ資金がシフトしてきているようだ。
また、これまで高い上昇を見せてきていたネット関連株が変調をしてきており、軒並み大幅下落となっており、今後の値動きが注目される。
今日の戦績
8001 伊藤忠
【購 入】805円(12/12)
【現在値】788円
【損 益】(-17円。-2.11%)(前日比 +15円。+1.94%)
8002 丸紅
【購 入】484円(12/12)
【現在値】498円
【損 益】(+14円。+2.89%)(前日比 +11円。+2.26%)
連日で上昇。
伊藤忠、丸紅ともに日経平均の動きと同じように動き、朝徐々に底値を切り上げる形で上昇し、後場は上値が思い膠着した状態となった。
ただ、日経平均は引けにかけてもほぼ膠着した状態が続いたのに対し、両株は引けにかけて今日の高値に近寄る形でほぼ高値引けとなった。
今日の上げで伊藤忠は 25日移動平均を超えたが、直近の高値 809円まで後 2%と迫ってきており、この市場環境の好転を受けて、直近高値を抜けてこれるかが勝負となるだろう。
また、丸紅の直近高値は 490円近辺(12月初旬、11月初旬、9月中旬、9月初旬)にあり、これを上値に上昇を跳ね返されてきていたこともあり、これを超えてきたことは大きな希望となるだろう。
もう一段の値上がりがあると、この上は 560円~580円くらいまで全く抵抗線がないため、この辺りまでは順調に上昇していくだろうと思う。
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