ケネディクス、いちごグループHDを手仕舞いし 6000円の損失確定。マネースクェアが約定し 53,000円の含み損。

【昨日のアメリカ市場】
先週末、ユーロ圏がキプロスへの金融支援の条件として同国銀行の預金者から課徴金を徴収する異例の措置を発表した。これにより金融システムが混乱するとの懸念からアジア、ヨーロッパ市場が下落した流れを受け、アメリカでも金融株を中心として幅広い銘柄が売られ下落して始まり、一時 100ドルを超えて下落した。
ただ、アメリカ経済への影響は限られるとの見方から、売り一巡後は急速に下げ渋り、14時過ぎにはプラス圏まで戻したものの、過去最高値にあることもあり利益確定の売りもでやすかったこともあり、再び下落し、終値では 62ドル安い 14,452ドルまで下げて終えた。
　
【東京市場】
キプロスの問題は引き続きリスク要因ととらえられているが、そのほかの南ヨーロッパ諸国に波及する可能性は小さい、との見方が広がった。
前日の欧米市場は下げたものの底堅く推移したことや今晩の欧米株高を見越した買いや、昨日の下げ幅が大きかったことによる押し目買いも市場の支えとなり、主力の輸出関連株が軒並み大きく反発した。
前日比 180円近く上昇して寄り付き、すぐに 200円を超え、その後も 200円を超える水準でもみ合った。終値は 247円高い 12,468円。ただ、明日が祝日と言うこともあり、売買代金は 1兆9464億円と 1日以来の低水準となった。
　
　
今日の手仕舞い銘柄
　
4321　ケネディクス
【買　値】41,748円（03/18）
【売　値】42,350円（03/19）
【売買数】6株。250,488円。
【損　益】1株単位：+602円。+1.44%。損益額：+3,330円。
　
2337　いちごグループホールディングス
【買　値】43,000円（03/18）
【売　値】41,500円（03/19）
【売買数】6株。258,000円。
【損　益】1株単位：-1,500円。-3.49%。損益額：-9,479円。
　
今日は 2銘柄を手仕舞いし、6,149円の損失。
2銘柄いずれも朝方高く、昼に大きく下落したため、そこで手仕舞い。その後再び反発し、ケネディクスは 5%上昇、いちごに至っては 14%も上昇している。非常にもったいない結果だ。
さらに、いちごは、43,750円で逆指し値成行売りという注文を出していたのだが、約定が 41,500円。そしてその後急速に反発しており、明らかにこの運用ルールを利用しているユーザの手仕舞い処理が発生したためにスリッページが起こっていることが見て取れる。
スリッページでの損失が 5.14%、13,900円。買いの時も 2.50%、5,900円もあった。スリッページがなく 41,950円で買い、43,750円で売ることができていたならば、4.29%、10,400円の利益が出ていただけに非常に残念な結果だ。（システム上は、利益が出たとなっている。）
今日手仕舞いし、その後上昇したことに関しては、運用ルールに従って売買していることなので、そんなときもあるよ、ということなのだが、スリッページだけは看過できない。
少なくとも、このままの条件で運用を続けることはできない。
スリッページを小さくするためには売買代金が小さな銘柄を避けるように条件を厳しくするか、同じルールを運用している方々より先に約定させるために、買い、売りの指し値をやや上下にずらすようにすべきか．．．
　
　
今日の買い銘柄
　
8728　マネースクウェアジャパン
【買　値】230,000円（03/09）
【売　値】204,000円（03/09）
【売買数】2株。400,200円。
【損　益】1株単位：-26,000円。-11.30%。損益額：-52,400円。
　
松屋、マネースクウェアジャパン、いであにエントリーし、マネースクウェアジャパンのみ約定。
逆指し値 200,100円の成り行き注文での発注だったが、約定したのは逆指し値より 14.94%も高い 230,000円。その後急落しているため、こちらも大きくスリッページが発生していることが見て取れる。
システム上の買値は寄り付きの 215,500円で処理されているため、損失が 7.05%となっている。それでも 7%の損失が出ているのだが．．．