財政の崖が意識され、EU圏の経済成長鈍化などで世界的な株安に
2014/08/31
【昨日のアメリカ市場】
オバマ大統領の再選が決まり、上院と下院の多数派政党が異なるねじれの継続も確定した。これにより、財政の壁問題の解決で妥協するのは容易ではないとの見方が改めて広がり、幅広い銘柄に売りが出た。
また、ECBのドラギ総裁が講演で、ドイツなどのヨーロッパ景気に慎重な見通しを示したことや、スペイン、イタリアの国債利回りが上昇したことも投資家の心理を悪化させた。
株価は終始大きく下げた状態で、終値では 312ドル安い 12932ドル。13000ドルを割り込む 3ヶ月ぶりの安値水準となり、下落幅はほぼ 1年ぶりのものとなった。
【東京市場】
昨日のアメリカ株の下落は、持ち高調整や手じまい売りの一時的な下落との見方が強いものの、財政の崖についての調整は避けられないとの見方が強い。
また、EUのヨーロッパ委員会が来年のユーロ圏の経済成長を 0.1%に引き下げたことで世界景気の先行き懸念を再認識させられた。さらには、中国共産党大会が開幕した上海市場も下落しており、世界的な株安の様相を呈している。
終値では 135円安い 8837円で 4日続落し、1ヶ月ぶりの安値となった。売買代金は 9581億円。
今日の戦績
9509 北海道電力
【売 値】776円(10/23)
【買い戻】674円(11/08・オーバーナイト)
【売買数】600株。465,600円。
【損 益】1株単位:-102円。-13.14%。損益額:-61,200円。
今日もオーバーナイトしている北海道電力は、18円(2.74%)上昇した。
朝方は安く始まったもののすぐにプラスに転じ、その後はじわじわと上昇していった。
日経平均が大きく下落する中での上昇なのだが、この辺はさすがディフェンシブ銘柄と言うところか。
また、下記の銘柄が今日の銘柄としてピックアップされていたものだ。
このうち、大日本スクリーン、エイチームが現在のルールでの対象銘柄で、そのほかの銘柄は、売買代金が小さいために対象から外れた銘柄だ。
また、指示では売りエントリーだったので、買いでエントリーした場合、対象の 2銘柄で 2万円ちょっとの利益になっていたようだ。
2338 ファステップス 始値:68,000。終値:65,500。損益:-2,500円、-3.68%。
2395 新日本科学 始値:335。終値:335。損益:+0円、+0.00%。
4583 カイオムバイオ 始値:2,024。終値:2,030。損益:+6円、+0.30%。
7735 大日本スクリーン 始値:393。終値:391。損益:-2円、-0.51%。
3662 エイチーム 始値:3,075。終値:3,200。損益:+125円、+4.07%。
3773 アドバンストメディア 始値:55,500。終値:55,800。損益:+300円、+0.54%。
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