今年最後の取引 大納会の東京市場は上げて終えた
2014/08/31
イタリアの 10年もの国債の入札が警戒されていたほど悪い内容ではなかったことや、アメリカの住宅販売関連の指数やシカゴの景気指数などの経済指標が景気回復を示唆するものであったため、ダウは前日の下げを取り戻す形で上げた。136ドル高の 12,287ドル。
東京市場も欧米市場が上げた流れを受け 4日ぶりの反発で取引が始まったが、反発力は弱く、また取引も閑散としており、前場は前日比 30円高前後で、値幅は 25円程度だった。後場に入っても状況はあまり変わらなかったが、ひけにかけては年末のドレッシング買いを誘ってやや上げ幅を広げて取引を終えた。
とはいえ、上げ幅は 56円高で 8455.35円で今年の取引を終えた。
売買高も 4831億円で 1兆円の半分にも足りず、これで 1兆円割れは 14日連続となった。
ただ、年末の 3日間が同じ方向に動いた場合(上げが 3日、もしくは、下げが 3日)の場合は、年明けもその流れを 3日間続ける可能性が非常に強いということだったため、年明けの相場が下げて始まらない可能性もでてきたことでほっと一息付けるのではないだろうか。
今日の戦績
8001 伊藤忠
【購 入】805円(12/12)
【現在値】780円
【損 益】(-23円。-2.86%)(前日比 +2円。±0.26%)
8002 丸紅
【購 入】484円(12/12)
【現在値】469円
【損 益】(-15円。-3.10%)(前日比 +9円。+1.96%)
伊藤忠、丸紅ともに上げたが、上げ方はやや違った。
伊藤忠は昨日の引けにかけて大きく上げたのだが、その上げていた分は、取引直後に溶けてなくなった。
ただ、その部分の上げて下げた分を除いたトレンドはしっかりとしており、昨日の朝からずっと底値を切り上げつつ右肩上がりで値を上げてきている。これで年末 3連騰であるため、このトレンドを維持して年始も上げる可能性が大きくなったのではなかろうか。
一方丸紅は、上昇を始めたのが昨日の後場からであったことと、上昇ピッチは伊藤忠以上だったこともあり、上昇は前場でストップして後場はほぼ値動きがなく終えた。
とはいえ、伊藤忠は三連騰で 1.5%ほどしか上昇していないことを考えると、丸紅は今日 1日で伊藤忠の 3日分の上昇をしたといえるだろう。
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