アメリカの QE3に続いて日銀も金融緩和を決める
2014/08/31
【昨日のアメリカ市場】
目新しい材料がない中、高値圏にあることから朝方は上げて始まったものの、昨日の終値よりやや安い水準でのもみ合いとなった。
買い材料としては全米住宅建設業協会(NAHB)が発表した 9月の住宅市場指数が 6年 3ヶ月ぶりの上昇したことで景気回復が続くとの期待を誘った。
終値ではプラスに転換し 11ドル高い 13564ドル。
【東京市場】
前場は、昨日の終値より数十円高い水準でもみ合っていたが、後場に入り日銀が開いていた金融政策決定会合で資産買い入れ等基金の総額を 70兆円から 80兆円に拡大するなどの追加金融緩和を決定したことをうけ、大幅に上昇した。
今回の決定は、アメリカの QE3などの主要国の緩和姿勢に追随したとの声も多く、緩和の有無については市場の見方も分かれていたため、買い戻しも誘いやすかった。また、昨日は中国の反日デモの懸念で売られていた中国関連株の買い戻しも目立った。
終値では 108円高い 9232円。売買代金は 1兆3922億円と大幅に増えた。
今日の戦績
3632 グリー
【買 値】1,618円(09/19)
【売 値】1,709円(09/19)
【売買数】300株。485,400円。
【損 益】1株単位:+91円。+5.62%。損益額:+26,700円。
5214 日本電子硝子
【買 値】451円(09/19)
【売 値】447円(09/19)
【売買数】1,000株。451,000円。
【損 益】1株単位:-4円。-0.89%。損益額:-4,400円。
2432 ディーエヌエー
【買 値】2,690円(09/19)
【売 値】2,808円(09/19)
【売買数】200株。538,000円。
【損 益】1株単位:+118円。+4.39%。損益額:+23,600円。
今日は買いでエントリー。2勝 1敗で、損益は 45,100円のプラスとなった。
今日は買いでエントリーを行ったが、もちろんこれは先週からルールを変更したとおり、売りでエントリーをすると言う指示だったのでその逆を実行しものだ。
今日、指示通りに買っていたら 45,000円を超えるマイナスになっていたわけで、それを考えるとゾッとする。
今のところ、新しいルールは確実に利益を出している。
そもそも、今日は、日銀の政策決定会合があり、そこで追加の金融緩和が発表されるのはおおよそ決まっていたため、というか、昨今の世界経済情勢で、日銀だけが追加の金融緩和を行わないと言う選択肢を取れようハズがない、と考えていたのだ。
そして、その通りになったワケなので、株価は上昇した。
そんな状況があるにもかかわらず、売りでエントリーできようハズがなかった。
本来、システムトレードは、そのような外的要因も含めて過去のデータに基づいてトレードをするものではあるのだが、逆に、そうであるワケなので、過去の実績から売買のトレード指示の逆をとることにすることが勝つルールに従うことになるのだ。
また、下記の銘柄のうち、住友金属は 1銘柄のトレード上限を超えるためにトレードリストから外れ、大平洋金属は 7月に改訂する前のルールではトレード対象になっていた銘柄だが、1日当たりの売買代金が少ないためにリストから外れた。
ただ、いずれも買いでエントリーをしていた場合は 2%近いプラスになっており、全 5銘柄のうち 4銘柄が上昇しており、売りでエントリーをしていたらひどい結果となっていただろう。
5713 住友金属鉱山 始値:1,026。終値:1,046。損益:+20円、+1.95%。
5541 大平洋金属 始値:305。終値:310。損益:+5円、+1.64%。
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