アメリカの雇用統計悪化から円高が進行 輸出関連株を中心に売られる
2014/08/31
【先週末のアメリカ市場】
8月の非農業部門の雇用者数は前月から伸び悩み、市場予想を下回った。
失業率は前月から低下したが、職探しを諦めた人口が増えたことが主因として、雇用回復のペースが鈍化していることが明らかとなった。このことで FOMCが追加の金融緩和策を採るとの観測が強まった。
雇用回復の減速で売りが出る一方、追加金融緩和を期待が相場を支えた。
また、高値警戒感が出始めており、週末と言うこともあり、終値ではプラスを維持したものの 終値では 14ドル高い 13306ドル。
【東京市場】
先週末のアメリカの雇用統計が市場予想を下回っていたことでアメリカの景気減速懸念から為替相場で円が上昇。景気減速懸念は、アメリカでは QE3の期待で株は上がったが、日本では円の上昇から輸出関連株に売りが出やすく、今日も輸出関連株を中心に売りが広がった。
ただ、国内の手がかりは乏しく、今週も海外の重要な日程が続くため、模様眺めの様相が強く、1日の値幅は 36円と小さく、売買代金も 8171億円だった。
時々プラス圏になることはあったが、終始先週末終値よりやや安い圏で推移し、終値もプラスを維持することができずに 2円安の 8869円となった。
今日の戦績
なし
今日はトレード対象となる銘柄がなく、トレードは行わなかった。
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