幸太郎の株式トレード日記

日経平均、ジャスダック平均、マザーズ指数、ダウ平均、ナスダック株価指数と株式トレードの結果報告日記

今年はシステムトレードで収益改善を目指す!

      2014/08/31

 2011/12/20(火)
 トレードについて改めて勉強し直した そして、改めて自分の愚かさを気づかされた
 
の日記だが、これに書いた内容を一言で表すならば、システムトレードの有効性を説いたものだ。
 
 
日記を書くきっかけになったメルマガは、非常に有意義なメルマガで、僕のトレードに対する考え方を改めさせてもらえた非常にありがたいものだった。(現在も引き続き送られてきているが。)
 
そして、そのメルマガをきっかけに、今年はシステムトレードで収益改善を目指すことを決意させるには十分だった。
 
この年末年始には別のシステムトレードの書籍も読み、システムトレードの仕組みや実践方法などを勉強し、今年はこれで行く!と強く決意したのだ。
 
 
のではあるのだが、システムトレードを始めるには必要なものがある。
 
 システムトレードを行うためのツール
 
 
システムトレードは、自動トレードとは違うのなので、トレードそのものにツールが必要なわけではないが、システムトレードを行うためには運用ルールが収益を上げるものなのかを検証し、運用ルールに合致する銘柄が出たときにアラートを出してくれるツールが必要なのだ。
 
そのツール(アプリケーション)は、量販店などで広く一般的に売られているものではないため、非常に高価なものだ。
 
一般的に 20万円前後で売られているようで、すでに収益を上げている方であればいいが、僕のように収益が上がらない人にとって初期投資で 20万円も出してしまうと運用資金がなくなってしまいかねない非常事態なのだ。
 
とはいえ、システムトレードを行うに当たってツールなしでは行えず、非常に悩ましい。
 
 
 
で、そんな場合に、例のメルマガでは「うちの塾にはいるとシステムトレードを行うのに必要なアプリを無料で提供します!」と誘うのだ。
 
その塾は、月謝が 1万円なのだが、塾生にはシステムトレードを行うために必要なアプリが無料で使えるため、初期投資を抑えることが出来、すぐにシステムトレードを始められる環境を手に入れることが出来るのだ。
 
 
個人的な見解だが、その塾は、塾としてトレードの方法を教えるとは謳ってはいるものの、その塾の意義は「アプリを月額 1万円で利用できる」と言うことにあるのだろう。
 
彼ら自身がトレーダーだと言っているワケなので、塾生が使う使わないにかかわらず、自分たちで使うアプリを開発する必要があり、そこにかけたコストを回収するために塾という形態をとることで月謝という形で収益を上げ続けていくビジネスモデルを作ったと言えるのだろう。
 
システムトレードを行うための情報提供や、トレードを行うためのレクチャーやトレーニングなどを行う、と謳ってはいるものの、それでは半年ほど経ってうまく回り始めれば塾を辞めて独自でトレードを始めるものも出てくるのであろうが、アプリの使用権利が塾生だけに限定されていればそう簡単に塾を辞められないだろう。
システムトレードで収益が上がっていけば、月額 1万円であれば払い続けることは出来るようになるだろうし、リスク、労力をかけてまで改めてシステムを乗り換えるという選択は難しくなると言えるだろう。
 
 
メルマガで「システムトレード」という言葉を使わず、システムトレードの仕組みを理解させ、なぜ一緒に勉強する必要があるのかを説き、アプリが必要なことを認知させ、そして、入塾させる。
そして、入塾して使い始めたアプリは手放すことがなかなか難しく、収益が上がる上がらないにかかわらず、おおよそ使い続けることになる。
 
塾の運営者たちは、リアルでも塾をやっているようではあるが、基本的にデジタルコンテンツを提供しているに過ぎず、受講者が増えれば増えるほど収益は爆発的に増えていくことになる。
 
非常にすばらしいビジネスモデルであるといえる。
 
 
そして、そこにつなげていくためのメルマガの内容も、非常に優秀だ。
 
こうして僕がブログを書いているくらいに感銘を受けたし、僕自身今後大きく変わっていくだろうと思うとこのメルマガに出会えたことは感謝の気持ちでいっぱいだ。
 
それくらいビジネスモデルとしてもすばらしいし、プロモーションの仕方もすばらしい。
 
Web業界で Webプロモーションに関わっているものとして心底見習わなくてはいけないと思えるものだ。
(ただ、まぁ、最初は「無償で情報提供を」と言っていたものの、最後の方では入塾につなげているところは反発を覚える方もあろうと思えるのが残念だ。プロモーションの仕組みを納得できた上で入塾するかどうか検討するのであれば問題ないだろうが。)
 
 
そして、僕が年末年始に読んでいた書籍の方もまた違ったアプローチのプロモーションだ。
 
どちらも王道と言えば王道なのだが、若い人向けにネット上でプロモーションを展開しているのが前者の塾形式であるとするならば、書籍の方は何か新たに勉強をすると考えた場合には本屋で書籍を探すという方に向けたプロモーション方法だ。
 
「システムトレード入門編」と称してシステムトレードの仕組みや手続きの方法を解説し、その中で「システムトレードを行うためにはアプリが必要で、まだ持っていない方に向けて特別に無償で利用できる試用アプリを提供するので使ってみてください。」とアプリの利用を促すのだ。
 
 
おそらく、この書籍は、このアプリを開発する段階から出版の予定があり、アプリの開発のプロモーションの一環として最初から組み込まれていたものであろうと思われる。
 
そして、システムトレードを理解させ、実際のシステムトレードに必要な方法の検証に試用版のアプリを使ってもらい、最終的には本番のアプリを購入してもらおうと言う流れだ。
 
こちらも、書籍を書いた人はトレーダーだそうなので、自分で使うためのアプリが必要で、そのアプリを自分でも使っているはずだ。
こちらのアプリは売り切りタイプのアプリなのだが、アプリを販売することでアプリの開発コストを回収していくビジネスモデルといえるだろう。
 
まずはアプリの存在を知ってもらうために、書籍と言う形でシステムトレードを認知してもらい、アプリの存在を認知させていくというプロモーション方法だ。
 
 
どちらのプロモーション方法も優秀で、僕はどちらにも非常に惹かれる。
 
片方は買い切りのため、一度買ってしまえばそれ以上費用はかからないが(株価情報の取得には費用がかかるが)、片方は毎月 1万円ずつ費用がかかる。
とはいえ、買い切りの方は 20万円ほどするため、月額 1万円で計算すると 1年半分くらいになる。
 
1年半も経てば、20万円くらいぽんと買えてしまうくらいの収益が上がっているはずであるから(笑)、1年後くらいに収益が上がってからアプリを買ってもいいのかもしれない。
 
 
いずれにしても、近々にシステムトレードのアプリを導入し、システムトレードを開始する予定である。
何か「このアプリがいい!」と言うものがあれば教えていただきたい。
 
 
 
最後に。
個人が資産運用でコンスタントに収益を上げていく方法としては、システムトレード以外にはないのではないか、と思う。
 
2000年~2005年頃は相場自体が上がっていたために誰でも勝てたかもしれないが、そんな相場次第な運用ではコンスタントに勝ち続けることは出来ない。
 
ある一定の人数でグループを組み、仕手筋のように自分たちで相場を動かしながら収益を上げていけるくらいのグループを組めるのであればそれはそれでアリだろう。
もしくは、インサイダー情報を定期的に仕入れることができ、その情報を元に収益を上げられるような情報源を持っているなら、それもそれでアリだろう。
 
だが、それらの武器がないなら、一個人として市場で戦うための武器が必要だ。
国内だけにとどまらず、海外の金融機関、投資家などとも対等に張り合うための武器が必要だ。
彼らが持っている情報収集能力や市場を動かす力や資金力と対等に張り合うための武器が必要なのだ。
 
それが、これまでの経験や勘を元にした裁量トレードだというのでは非常に心許ないと思える。
裁量トレードを行いつつ、大きくうねる市場で自分の気持ちを抑えつつ、勝ち続けることが果たして可能なのだろうか、と。
 
 
そんな市場で勝ち続けるための武器がシステムトレードなのではないか、と。


 

 - 日記

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