今年はシステムトレードで収益改善を目指す! その2
2014/08/31
一昨日にもシステムトレードについて書いたわけだが、あれからこの三連休を使ってシステムトレードのアプリについていろいろと調べてみることにした。
アプリ比較サイトなどがあったので、それらを見る限りでは 10本前後のアプリが提供されているようで、市場でそれぞれどのような評価を受けているのかのイメージも分かった。(これらの比較サイトは、いつ頃評価を行ったのかによってアプリの評価と現状とが違ってくるため、サイトの情報を鵜呑みには出来ないが。)
無料のものから 20万円弱くらいまでと幅広いワケだが、無料のものはバックテストを行うためにはある一定のプログラミングの知識が必要だったりするため、上級者向けといえるだろう。
そのため、簡単な入力だけでバックテストを行いたいと思う方は、やはり 15万円~20万円ほどの費用をかけて初心者向けのアプリを購入する必要があるだろう。
ただ、僕もそうだが、負けが込んでいるこの状態でそんな額をポンと払えるわけがない、と思うところなのだが、その辺は売り手側もよく分かっているようで、一括購入という方法以外に、月々に月額利用料と言う形で費用を支払うことで利用する方法を提供しているものも多いようだ。
月額費用は、1万円弱のところが多く、1年半前後使うと一括払いの方が安くなる計算だ。
そのため、半年ほど利用し、相応に収益を上げたところで一括で購入する方法を検討すべきだろう。
また、おおよそ市場で評価されているアプリには無料体験版が付いており(一部機能が制限されているものが多いが)、まずは使ってみることが大事だろう。
個人的には、売買条件の入力方法や、検証結果表示のインターフェイスの善し悪しより、検証時間がどれくらいかかるか、と言うことの方が重要だと感じる。
バックテストはとにかく根気がいる作業ではあるが、同じ条件でバックテスとしたときに 3分で終わるアプリと 30秒で終わるアプリとでは検証にかかるストレスには大きな違いが出るだろう。
この条件でも検証してみたい。
でも、また 3分待たないといけないなら...
大きな条件変更をするときならまだしも、細かな数値の調整をする場合などでこんな風に思ってしまい、よりよい売買条件を見つけるチャンスをつぶしてしまうことになるなら、多少使いにくかろうとも検証時間が短い方を選ぶべきだと思うのだ。
金銭的に余裕が出てきたら、複数のアプリを使い、高速で検証する場合と詳細な検証をする場合とで使い分けるといった方法もアリだとは思う。
また、アプリ開発元によってもサービス内容が違う。
開発元がトレーダーの方々であれば、自身のトレード経験を元にした情報を定期的にメルマガなどで配信しているところもある。逆に、システム開発会社であれば、自身にトレードのこだわりはないことも多いようで、広く市場のトレーダーからトレード情報を収集して提供しているところもある。
また、アプリの価格についても注意が必要だ。
そもそも 20万円弱位するものであるため、しっかりと情報収集をしてから購入を検討してもらいたいと思うのだが、アプリを購入すると付いてくるものもしっかり確認をする必要があるだろう。
まず、一番大事な株価データだ。
過去の株価データが付いているものと付いていないものとがある。付いていたとしても過去 10年分でそれ以上必要な場合には追加購入する必要がある場合もある。
また、今後日々の株価データについても別途自分で購入する必要がある場合や、1年間分はデータ購入権が付いているものもある。
そのため、アプリ単体での価格に加え、今後運用して行く際にかかるコストまで考えて計算する必要があるだろう。
ただ、本当に収益が上がってきて数千万、数億という収益を上げることが出来たならば、月額数千円程度の支出は痛くないだろうが。
その他、アプリを使いこなすためのマニュアルや、トレード条件を見つけるための考え方講座などの冊子やレクチャー DVDなどが付いているものもあるため、何が手にはいるのかよく吟味してみる必要があるだろう。
個人的には、まずは、試用版を試すことが前提ではあるだろうが、市場の評判がいいアプリを月額費用で使い始めてみて、しばらく実際に運用してみることがいいだろう。
アプリの使い勝手の良さの評価をするにしても、ある程度実際に運用してみないことにはシステムトレードそのものの評価が出来ないうちにアプリの評価は出来ないと思うからだ。
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