欧米株が暴落し、日経平均は暴落こそ免れるものの年初来最安値を連日で更新
2014/08/31
ここ 2週間ほどは、ニューヨーク市場もアメリカ発のニュースよりヨーロッパ発のニュースで動いてきていたわけだが、今日はアメリカ発の話題でニューヨーク市場は大暴落をすることとなった。
今年の 7月、8月にも大きな話題になったが、アメリカの財政赤字削減と債務条件引き上げに関しての協議が合意できない可能性が高くなり、それによりアメリカ国債の格下げの可能性が高まり、一時 340ドル超下げた(終値 248ドル安)。
欧州発の話題としてはフランス国債の利回りも高止まりしており、それによる嫌気売りも続いている。
そんなわけで、当然東京市場も暴落を予想していたのだが、暴落と言うほどひどい下げ方にはならなかったが、上値も重たい展開だった。
日経平均は 85円安で寄りついたあと、一時 87円安まで値を下げたが、震災直後の最安値(8227円)を下回らなかったために底堅いと判断されたようで 10時~10時半頃にプラス圏まで戻す場面があった。同じタイミングで 40銭ほど円安に振れたために輸出関連銘柄が値を上げたものと思われる。
また、後場に入った直後に急落するも、再度上昇し、前日比 33円安まで戻して引けた。
今日の戦績
1893 五洋建設
【購 入】259円(11/11)
【現在値】233円
【損 益】(-26円。-10.15%)(前日比 -8円。-3.32%)
8002 丸紅
【購 入】442円(11/11)
【現在値】448円
【損 益】(+6円。+1.25%)(前日比 +5円。-1.13%)
五洋建設は、安値で寄りついたあと、日経平均の上昇とあわせて前場はやや値を戻したものの、10時半頃をピークにだだ下がり。日経平均が持ちこたえただけにやり切れない...
決算内容がよくなかっただけにまだまだそこが見えない。昨日参院で可決された東北復興予算を含む補正予算案が具体的な復興需要として見えてくればまた違うのかもしれないが...
丸紅は、五洋建設同様朝安く寄りついた(-7円。-1.58%)。だが、その後は日経平均の上昇と同じように底値を切り上げる形で上昇。後場にやや下げる場面もあったものの堅調に値を戻し、前日比 6円高(1.25%高)で引けた。
丸紅は、この辺りが底値であるのであろう。440円を割り込むことがあれば大損はしないであろう。
また、テレビ東京の解説者が言っていたのだが、ここしばらくは、2日下げて 1日上げると言うサイクルが続いているため、このサイクルを利用すればそれなりに収益を上げられる可能性もあるだろう。
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